木材・合板博物館について

 日本に合板 (ごうはん) が誕生して100年の節目にあたる2007年10月に、木材・合板に関する資料を広く収集・保存・展示する世界で唯一の博物館として、東京・新木場にオープンしました。運営は 公益財団法人 PHOENIX によって行われています。

 木材標本、各種合板、CLT、木造建築模型などの展示、図書の閲覧、ロータリーベニヤレース(丸太を大根のかつら剥きのように薄く剥く機械)の実演などを行うことにより、地球環境の保全や木材利用による快適で豊かな暮らしなど、木材の持つ可能性を子供から大人まで知っていただけるような運営を行っています。

特に、小中学校による社会科見学や、高校、専門学校、大学の授業の場として、また木材・合板業界のみならず、建築業界、森林組合などの研修の場として利用していただくなど、広く木材と木製品の良さを知っていただくための普及活動を行っています。